再開しました


by GDpuppy
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FISM 2日目 ステージコンテスト

 20組中17組まで見ました。クロースアップコンテストを見るために並ぶために、早めに退出したのです。18番目のポルトガルの David Sousa さんが,19番目のオランダの Dion さんがそれぞれマニピュレーション部門で2位、3位でしたが、私は見ていません。でも、ポルトガルの David Sousa さんはファイナリストに選ばれたので、彼のマジックは見ることができました。  

 半分の10組が終了した時点で、20分間の休憩があります。ステージでは舞台の準備&片づけがあるので、その間は Frank Wilson さん(写真中央)が生演奏で場をつないでくれます。この方、数回前からFISMには音楽で参加されていて、マジックの歌もたくさん作っているそうです。
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 この日最初はアルゼンチンの Hugo Valenzuela さんでしたが、この方の評価は審査員とちと私との間でかなり別れたようです。私のメモには大きな×が付いていたのですが、得点は78点でステージイルージョン部門で2位でした。うーむ、納得いかないですけど、演技内容について説明します。

 男が一人、夜、暖炉(中央)の横で新聞を読んでいます。男の後ろには土星のポスター、反対側には窓がありました。その新聞の見出しには『UFO目撃』のニュースが。(1面トップ記事で、客席から写真も良く見えました。)しかし、体の前の部分が偽物なのが遠目にもよくわかりました。窓の外が明るくなり、UFOが近づいてきて、不思議な現象が起こるという設定です。男の首がとれて左肩のほうへ移動したり、首や手(長袖から出ている手首の部分)が消えたりします。また、左足がひざ下から切断されて、元に戻ります。(最初に体がつくりものだとわかっているので、あまり意外性がありませんでした。←かなり厳しい見方?)UFOが部屋の中に進入してきて(小さな光?)、それを車の日よけ(くるっと回すとコンパクトに折りたためる、黒い色のやつ。)で捕まえて、土星のポスターにかざすと、土星の輪がなくなる(ブラックホールのような感じ。)最後に自分の頭からかぶせて、本人も消えます。(最初に暖炉の真ん中に切れ目があるように見えたのは、そこから出るためでした。)

 私の評価が低い理由として、

1.背景の作りが悪い。(中学生の学芸会並み)
2.音楽や効果音に頼りすぎ。
3.本人が消えるシーンで、ステージが暗転した。

ということです。

 2番手のアメリカの Arthur Trace さんですが、この方の場合は審査員と意見が一致しました。得点は80点、マニピュレーション部門で第3位でした。(グランプリを取った人もマニピュレーション部門で、その次の人から1,2,3位になります。)メモには『こういうのは好き』とかいてあります。
 舞台には○、ギザギザの線などを描いた絵があり、かなり前衛的な作品です。その絵の丸の部分から、白いボールを取り出します。手の中で、ボールの色が赤、青、緑に変わり、たくさん出てきます。玉をくるくる回しながら後ろ歩きし、そのボールを絵にはめていきます。手に持っているときはボールで、絵の丸に近づけると、絵の丸の部分に色が付きます。メガネをはずして、絵にスカーフをさっとかけてはずすと、絵の一番上にメガネのような形が描かれていました。
 手さばきもきれいでしたし、演技のスタイルもスマートでした。

 3番手はフランスの Mikael Szanyiel さん。この方も面白くて良いと思ったら、ジェネラルマジック部門で5位(この部門参加者は50人以上)、ロンドンの劇場での公演権を獲得されました。
 オペラ歌手という設定で、赤の蝶ネクタイ、白シャツに黒い燕尾服でした。パントマイムも一部取り入れていました。音楽は先取りしたもので、かなり工夫されていたものの、音楽に頼りすぎともいえなくない部分もありました。しぐさのおかしさに気をとられていると、いつの間にか蝶ネクタイがなくなっていて、それを別のもので代用したり、マイクが櫛になったり、気が付くと靴を片方脱いでいたり。とにかく楽しいショーでした。

 4番手はアルゼンチンの Juan Ordeix さん。私のメモには『◎』がついていて、得点は77点、メンタルマジックと部門で3位でした。(メンタルマジック部門は1位該当者なし、2位2組、3位2組でした。)メンタルマジックというのは、予言とか、透視力とか言う類のものです。
 最初、ボール(ぬいぐるみ?)を客席に投げて何回かまわしてもらい、受け取った人にステージに上がってもらいます。(黄色いTシャツの男性でした。)彼に、3つのものを思い浮かべてもらいます。一つ目は動物、2つ目は3桁の数字、3つ目は国の名前。本人はその3つを手持ちのホワイトボードに書いて、3つとも当てました。次に、ステージ近くの人たち数人に、金額、3桁の数字、トランプの1枚のマークと数字、何月何日を言ってもらい、それらをホワイトボードに書いていきます。ステージの台に張っておいた封筒を開けると、その中からボードに書いた通りのトランプ1枚、紙幣、何月何日と書かれたカードが出てきて、紙幣の番号が3桁の数字とぴったり合っていました。すごいですねー!
 しかし、この演技のすぐあとに、例の黄色いTシャツの男性が、私の座っている席近くの通路を抜けて、上のほうの席に移動しました。さっきは前列の方に座っていたのに・・・。普通なら、見やすいその席にとどまっているはずなのですが、席を移動したということは?そう、どうやら彼は『サクラ』だったようです。うーむ、やっぱりそうなのね。メンタルマジックって、一部はそういうものなのね。

 この日前半の前半は素晴らしかったです!なので、ここまで。
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by GDpuppy | 2006-08-13 14:39 | マジックいろいろ